朝顔の観察日記

毎朝学校へ行くために、そうだ朝顔を育てよう。

朝顔の栽培方法2

1つの記事にまとめるつもりだったんですけど、長くて読みづらくなりそうだったので何個かに分けました。この記事は2回目、2.植え付け編~蔓が伸び始めるまで編です。

 

 

2.植え付け

用意したもの

 

はい、今回はお楽しみの植え付けについて書いていきます。

朝顔スターターキット(鉢と土)をセットして1週間、真人間のみなさんは2週間が経ちました。そろそろ朝顔を植えるのにちょうどいい頃です。育てたい朝顔を選びましょう。

 

選び方は、写真と値段を参考にしつつ深く考えずに好みの花を付けそうなものにすればいいです。朝顔とは別の植物を育てたくなったら別の植物にしたってかまいません。自分の鉢で何を育てるかは自由に決めればいいです。植物はやっぱりやめて動物を育てたくなったら、まあ動物を育ててもいいんですけどあまりお勧めはしません。死ぬまで面倒を見ないといけないのでめちゃくちゃ面倒です。途中で飼えなくなったから捨てるとか絶対ダメです。捨てられた動物にも、その土地固有の野生生物にも迷惑です。捨てるくらいなら殺してしまうほうがマシですが、動物を飼えなくなったから殺すというのはとても難しく感じる人が多いと思います。動物を育てるのには時間もお金もたくさん掛かるので、その個体が寿命を終えるまで(死ぬまで)十分なお世話をできる算段が立ってからにしてください。

脱線した話を元に戻しまして、まず苗から説明していきます。苗を選ぶ際に気を付ける点として、元気そうな苗を選ぶようにしましょう。不自然な斑点や害虫が付いている苗や萎れて今にも枯れそうな苗よりは、見た感じきれいで蔓や葉にハリのある苗のほうがいい感じに育ってくれることが多いです。

という感じでホームセンターで150円くらいで売られていた好みの花が咲きそうな苗を買ってきました。

 

好きな苗を選んだら、2週間前に用意しておいたはずの朝顔スターターキットに植え付けます。鉢の植えたい部分の土を掘って、苗の土部分がすっぽり入るくらいの穴を空けて、そこに苗をはめ込んで少し地面を均せば完成です。

 

続いて種の埋め方を説明します。好きな種を買ってきたら、朝顔の蔓に出てほしい場所に深さ2~3㎝の穴を空けます。指で土をぷすっと刺せば空きます。ここに種を1つ入れて、土をかぶせます。完成です。

種から育てる場合は、実際に最後まで育てる予定の株数よりも多めに種を埋めておいたほうがいいらしいです。埋めた種が発芽しないことがあるからです。私は今年種から育てたとき、1株を育てる予定で種を3つ埋めました。3つともばっちり発芽しました。

 

種から育てる場合、特に自分で収穫した種を埋める場合は発芽処理といって種の殻にちょっとだけ傷を付ける作業をしておくと、埋めた種が発芽する確率が上がるらしいです。私はぐうたらですが心配性なので、とりあえず種を埋める前に爪切りのやすり部分で種の殻をこすっておきました。3つ埋めて3つとも発芽したので、とりあえず発芽処理をして悪い影響が出るということはないんだろうなと思いました。未処理の種は埋めなかったので、本当に発芽率が上がるのかはわかりません。来年あたりに残っている種で発芽率の違いを比べてみてもいいかな、と思います。1学期に準備をしないといけないのが面倒ですが、小学校や中学校の夏休みの自由研究でやってみてもいいと思います。理科が好きな理科の先生には、こういう2つの条件を比較する実験が好きな人がたくさんいます。また脱線しましたね。

 

 

3.植え付け後しばらくのお世話

苗を植えたり種を埋めたりしてから蔓が伸びてくるまでは、とりあえず水やりだけをしていました。嘘です。埋めた種が発芽したときはちょっと嬉しかったので何枚か写真を撮りました。

 

水やりは梅雨が明けるまでは1日1回(基本的に午前中)、梅雨が明けてからは1日2回(朝と夕方)を目標に続けました。梅雨明け前に水やりを午前中にしていたのは、夜より昼間のほうが水をたくさん使うかなあと思ったからです。朝に水やりをするチームと夕方水やりをするチームに分けてどっちが早く育つかを比べてもいいかもしれませんね。

 

梅雨が明けると暑くて土がすぐ乾いてしまうので、水やりの回数を1回から2回に増やします。梅雨が明けてからの水やりは、昼にはしないようにしていました。昼は暑いし日差しも強いので、あげた水がお湯になって朝顔の根が茹でられると育ちにくくなるとインターネットで見たし、たしかにそんな感じがするなと思ったからです。引きこもりなので週に2回くらい水やりをできないことがありました。それでも花が咲いて種も出来たので、目標通りにお世話を続けられるみなさんなら最後まで育てられると思います。

秋になって涼しくなってきてからは、水やりを1日に1回したりしなかったりになりました。

 

1回に水をあげる量は、土が全体的に濡れて、鉢の下から水がちょっとだけ出るか出ないかくらいにしていました。目安としては、深めの6号鉢に対して500mlペットボトルの半分くらいです。水が少ないと萎れたり枯れたりしてしまうし、多すぎると土に入っている養分が流れ出てしまうので、水やりの量にはちょっと気を遣いました。