朝顔のすゝめ
こんにちは!
私は最近、学校で朝顔を育て始めました。趣味で。
朝顔は小学校の授業で育てた方も多いと思います。私も17、8年前に育てました。あの日育てた花の色を僕はまだ知らない(忘れちゃった)。
さて、いい歳した成人がどうして学校で朝顔なんて育ててるんだって感じですよね。
今回はその理由を説明します。
1.それは遅刻から始まった
お恥ずかしい話、私は去年の夏くらいから朝学校に行けなくて留年しちゃいました。
新年度は心機一転、しっかり通学したいなあと思って一月半くらいは通えていたんですが、五月の半ばくらいから朝学校へ行くのがどうもつらくなってきて、三週間くらい授業にぎりぎり間に合うくらいの生活が続いて、ついに寝坊して授業を一回休んじゃったんですね。
さすがに同じ理由で二回も留年するのはかっこ悪いし、卒業はしなくちゃいけないし、この状況はさすがにまずい。そこで解決策を考えました。
まず、学校へ行けない理由。
去年行けなかったのは健康上の理由で、自分ではどうしようもありませんでした。
だいぶ健康に近づいて四月は通えていたのに、また行くのがつらくなった理由としては、まあ当然なんですけど授業に出ると周りが後輩ばっかりなので浮いちゃうんですよね。それと、同じ学年だった友達はみんなちゃんと進級してくれたので、人と話すことが減ってしまった。それでちょっと学校へ行く楽しみが減ってしまった。これがもしかしたら原因なのかなー、と思いました。
そこで、じゃあどうしたら朝から学校へ行けるのか?と考えると、学校へ行く楽しみを作ればいいんですよね。
それで、学校で何か植物でも育ててみるかと思って朝顔を植えて育てることにしました。
2.なぜ朝顔でなくてはならないのか
植物を育てるなら別に朝顔でなくてもいいじゃない、って思いますよね。正直何でもいいと思います。
ただ、私の場合は朝顔が一番育てるメリットがあると思ったので朝顔にしました。
そのメリットですが、
・成長が早い
毎日目に見えて変化するので、今日はどこまで伸びたかなと見に行きたくなります。
・頻繁な世話が必要
朝顔は基本的に毎朝もしくは毎夕、暑い日は朝夕の水やりが必要になります。また、支柱をセットしたり肥料を加える必要もあるので、(多肉植物とかの観葉植物と比べると)育ててる感じがして楽しいです。
・花が咲く
育てた植物が花を咲かせたり実を結んだりすると、「ここまで育てられたんだ…!」という感動が得られるのかなー、とか思います。達成感があるとうれしいですよね。
・後処理が難しくない
秋になったら枯れるので、処分に困りません。また、タンポポみたいに種を広範囲に飛ばして周辺の植物相に影響したり、ヘデラみたいに生命力がめちゃくちゃ強くて他の植物を駆逐する、なんてこともなさそうだったので安心して育てられると思いました(この真偽は各自でお確かめください)。
こんな感じのメリットがあると考えたので私は朝顔を植えました。
3.朝顔を植えてから
朝から雨の日とかは、今日はまあいいや、と思って遅めに登校することもありますが、とりあえずほとんど午前中の朝と呼べるような時間帯に学校へ行くことができています。
現在植えてから3週目ですが、今週になってツルが伸びてきたので支柱を立てました。
開花が楽しみですね。
そういうわけで、私は学校へちゃんと通うために朝顔を育て始めました。
自分でやってみた感想としては、効果はそこそこあるように思います。
もし毎朝学校に行くのがだるいなー、と思っていて実際に遅刻とかをしてしまうなら、朝顔を植えてみてはいかがでしょうか。